2009/01/10

日比谷年越派遣村にいってきました。 その4


_DSC9165, originally uploaded by photowalker.

肝心の派遣切りをされたであろう若者の姿は見られないのが気になり、辺りを見回す。

派遣村の予定表を見てみると、丁度入れ違いで会議に行ってしまったらしい。よくよく見てみると、村民登録をした人のみ参加可能と書いてある。

なぜ?

理由はよくわからないが、会場の人数制限もあるのだとは思うが。

しばらくすると厚生労働省舎の前が騒がしくなる。

厚生労働省に嘆願書を提出に行くらしい、首切りやめろと背中に書いた、20数名の団体の姿があった。


これから厚生労働省に嘆願にいくらしい。

派遣村のなかで「〜時〜分から厚生労働省に嘆願にいきます」というアナウンスは確かに聞いたが、実際に嘆願にいった彼らは何者なのだろう?

背中には東京山谷日雇労働者組合とある。
彼らが配布していた資料をみると、山谷越年・越冬闘争実行委員会とある。派遣村のはの時も出ていない。

手元の資料についてみると、定額給付金について、雇用対策について、アルミ缶回収などではたらく労働者への補助の実施についての申し入れをすると書いてあるだけだ。

がんばれーと、互いに声をかけながら彼らは厚生労働省へと入っていく。

彼らを見送ると、公園に戻る。

いつの間にか人が増えていた。


会場がどんどんうさんくさくなっていく。


つづく

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