前提として一つ話をしておきたい。
僕は平和運動という運動を信用していない。
出会った人々が悪かったかもしれないが、「平和のために戦っていこう!!」という彼らのメッセージに矛盾を感じずにはいられないし、一昨年あたり石垣島で活動していた無防備都市宣言運動についても同様に信じていない。
東京山谷日雇労働者組合が厚生労働省へ嘆願書を提出にいっている間、公園へ戻るとどこからともなく人が集まってきていた。
各々が各々の仲間と集まり、談笑する。
ボランティアスタッフたち一カ所に集まり、ただいまを持ってボランティア活動を終了しますとリーダー格の女性により宣言がなされ、後片付けに奔走していた。
その間に全体会議が終了したのか、派遣切りに見舞われた当事者と思われる一団が、厚生労働省から出てくるとその足で地下鉄の駅へと向かっていった。
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今日の予定を確認すると、この後国会議事堂までデモ行進とある。
彼らはどこへ向かったんだ????
会場には続々と人が集まってくる。団体ごとにのぼりを持ち、のぼには安保破棄、9条改正反対などと、それぞれの団体が主張するメッセージや、各団体の名前が記されている。
日高組、労連、ユニオン、などなど、各団体の名称が入ったのぼりが公園内を跋扈する。
一部のボランティアたちは「デモ行進用のプラカードをつくりますー! どうぞ皆さん書いてくださいー!」と会場内で注目を集めていた。
一方、ギターを弾く中年の男性が麻生総理を中傷する歌を歌っている。困っている人を救おうとする活動が何故総理への誹謗中傷につながるのか意味が分からない。
気になって歌のタイトルを検索してみたら、作者本人のBLOG に行き当たった。一部引用するとこう書いてある。
" アホ太郎に対する怨念に満ちた歌が唄えたと思います。この歌が日本中に拡がることを願っています。"
一個人への怨念を広げようという活動に僕は薄ら寒さを覚える。
つづく。
2009/01/12
日比谷年越派遣村にいってきました。 その5
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