日比谷公園に着いたのは9時頃、前日からmac の調子が悪く、ほとんど徹夜でos の再インストールやら何やらをしていたら、すっかり遅くなってしまった。
到着して村内を歩いて見た。
人は多いものの中には年季のはいったベテランホームレスの方々の姿や、学生であろうボランティアスタッフの人たち、そして各社マスメディアのひち達の姿が見える。
肝心の派遣切りをされた若者たちの姿はよくわからない。
中でも目立ったのは炊き出しをする中年女性たちの姿だ。
皆、花をモチーフにしたロゴの入った帽子を被っている。
「どうぞ、如何ですか?」
と少しなまりのある日本語で僕にまで炊き出しの御味噌汁を進めてくれた。
そういえばお腹が空いていたので、遠慮なく御味噌汁を頂く。
身長190cm を超えるライカM6を肩から下げた金髪の外国人と、大学の時の恩師を思い起こさせる立派だけどところどころにご飯粒をつけた髭の持ち主、しっかり年季のはいったベテランホームレスのおじさんの間に陣取り、味噌汁をすすった。
さつま芋に、ごぼうに、人参。
冷えた体には最高だ。
おいしい。
礼を言い、茶碗と箸を返す時に色々と尋ねてみた。
あとで2ちゃんねるを見ると、「謎の中華系宗教団体の姿が!」みたいな書き方をされていたがどーってことない。
確かに、宗教団体のボランティア活動ではあったが、台湾カレンを本山にする仏教系の新興宗教だそうだ。
彼の名誉の為に言っておくが彼らは、この後に起こるデモ行進や嘆願活動などに積極的に関わっていたようには見えなかった。単純に善意からの炊き出しなのと思う。
つづく
2009/01/08
日比谷年越派遣村にいってきました。 その3
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