僕は公文大志であってその他でも誰でもなく、聖徳太子のように10人の人間の話を一度に効く事は出来ないが、身の回りの人の話を聞く耳は持ってる。
重ねて言うが、聖人君子でもないので自分の注意があさっての方向にある時、人の話を聞くべき耳は、役に立っていない場合が多々ある。
酷くムラがあり、気分屋だけれども、僕の人への興味は未だ尽きない。
男、女、どちらでもないマイノリティー。子供、大人、老人。
主婦の襟足、航空写真家の背中、ブライダルコーディネーターの生足、撮影コーディネーターの髭、境界性人格障害をもつ女のへそに開いたピアス、プロ棋士の目尻の皺、祖母の髪、中年デザイナーの目、webデザイナーの唇、看護婦の顎、舞踏家の頭の形、メディアアーティストの長いひげについたご飯粒、統合失調症患者の眉毛、漫画喫茶につとめる女の腰のくびれ、父の働く姿、ハーフの女の背中、大学教授のはげた頭、ドイツ人のメガネ、中年カメラマンの少し出た腹、カフェの店員の少し下がったケツ、医者の頭に巻いたタオル、弟のちんこ、友人のたるんだ腹の皮、南の島を流浪する女と子供の微笑み。
君の声。貴方の匂い。彼女の柔らかさ。
微細な部分にも全体と同じ特徴が現れ、自己相似性の海こそがその人であると感じる。その小指のつま先、その耳の穴の突起、その乳首にはえる一本の毛、その歯茎から出る血、その膝の裏にかく汗、デティールにまで人は人であり続ける。
写真家が artisan でなくartistでありたいのなら、ある物語の語り部であるべきだと僕は思う。ある写真家は南島の色彩を語り、ある写真家は空の神話を語り、またある写真家は近代という歴史を語ろうとする。
唯のカメラという機材オペーレーターでなく、写真家として、芸術家として、誇りを持ちたいのなら、物語の語り部としてある他に無い。
駆け出しの僕は一体何をこれから語ろうとしているのか?
何の語り部としてあり続けようとするのか?
その答えを、今まさにつかもうとしてる。
2008/07/30
物語を語るという事。
2008/07/21
海の日体験セーリング。
ヨットはやっぱり楽しい!
先日7月20日は体験セーリングが離島桟橋にて行われました。
これに僕も同乗し、写真を練習練習。
なかなか良い写真が撮れたかと思います。
Avanty 艇のオーナー今村先生のご好意で体験セーリング終了後サンセットクルージングを楽しむ事も出来ました。
ちなみに、写真は仕事仲間の渡辺さん。今回ヨットで写真の練習でもどうかと声をかけて頂きました。
今村先生、渡辺さんありがとうございました!その他の写真はこちら。
Flickr Photo set "Sea Day"へ
2008/07/16
台風とひまわり。
台風7号(KALMAEGI)が昨日発生。
17日の夕方から影響が出始め、18日は直撃する様です。
久しぶりの台風になんだか少し心躍る気がしないでも無いのですが、天気図を見ると石垣島直撃以降も台風は大きくなるようです。
先日撮影終了後にひまわり畑を見つけたんですが、ちょっと台風以降は満開のひまわりは楽しめないかも。
2008/07/15
ビーチでフラダンス。
フラダンスの先生でいらっしゃる新婦様の一枚。
砂浜での挙式の後、皆様に感謝の踊りをという事で踊ってくださいました。
感動の一瞬でした。
僕は舞踏やダンスを撮るのが好きで作品として幾度か舞踏家とのコラボレーションをした事があります。その他、バレエや沖縄舞踊のステージを仕事として撮影した事も。
やはり、ダンスって良いですね。
聞き覚えのあるような無いような、ゆったりとしたフラの音楽。
「私は森で、貴方は鳥」という意味の唄が流れるなか、優雅に踊る花嫁。
末永く、お幸せに。
2008/07/10
最近驚いた話。
石垣島ではブライダルフォト、そして雑誌の取材撮影等を生業にしている僕ですが、最近の驚いた話。
先日のビーチウェディングの撮影。新郎新婦お二人と話しているうちに、なんと、新郎様が大学の後輩である事が判明。
結構なマンモス校だったんですが、学部こそニアミスでしたが、同じ校舎で学んだ仲。しかも年も1つ違いで僕が先輩だったという偶然。
面識はありませんでしたが、校舎の何処かでスレ違っている可能性は大。
なおかつ、ここだけの話ですが当時付き合っていた女性と同じ名字で、新婦様の名前も似ているという偶然。
淡い青春時代を思い出し、じゃんだらりん、連発の楽しい撮影になりました。
お二人とも末永くお幸せに!!
2008/07/03
Taiwan 2 Japan
5月に行われた日中友好親善国際ヨットレガッタ。
オフィシャルカメラマンをやってました。
その時の様子をどうぞお楽しみください。
http://www.flickr.com/photos/cumon/sets/72157605936844185/